SIMULIA
fe-safe
- ダッソー・システムズ製品
- CAE解析
SIMULIA fe-safeは、FEM(構造解析)ベースの汎用疲労寿命評価ツールです。
FEMの結果を使用し、最適・先進の疲労アルゴリズム・各種補正則の選択・多くの材料データベースにより、効率的かつ適切な寿命予測を行います。
SIMULIA EXTENDED PACKAGINGをご購入いただくことで、トークン数によって以下の機能をフレキシブルに使用できます。
最適・先進の疲労手法と材料データベースにより、
製品のリコール件数削減・開発期間短縮・
コスト削減を実現します

リコール等の原因でもある破壊事故の80%以上が疲労現象と言われています。SIMULIA fe-safeは、最適・先進の疲労手法と多くの材料データベースを有することで、製品のリコール件数削減・開発期間短縮・トータルコスト削減を実現します。
その精度・スピード・使い易さで高い評価を得ており、世界中のさまざまな業界の企業で使用されています。
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- Point1
- リコール件数の削減
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- Point2
- 製品開発期間の短縮
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- Point3
- 製品トータルコストの
削減
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- Point4
- 世界中のさまざまな業界
で使用されている実績
リコール等の破壊事故の削減と疲労寿命評価
リコール等の原因でもある破壊事故の80%以上が疲労現象と言われています。
疲労予測には応力解析を適用するケースが多いですが、応力最大箇所がクラック発生個所と等しいとは限りません。
疲労評価において荷重履歴(平均応力、応力振幅、頻度)多軸応力、局部的塑性、表面の残留応力等に対し、適切な評価手法を考慮する必要があります。
SIMULIA fe-safeは、このようなさまざまな疲労の問題に対応することが可能です。

製品開発期間の短縮を実現します
- 試作の疲労試験時間を短縮、試験回数を削減できます。
- 試作製作回数、再設計回数を削減できます。
- 構造解析の実施回数を削減できます。
- 設計および試験プログラム、加工プロセスを最適化します。
製品のトータルコストの削減します
- 設計を最適化して材料使用量を削減、材料グレードを最適化します。
- 製品のリコール件数と保障コストを削減します。
世界中のさまざまな業界の企業で使用されています
SIMULIA fe-safeは、その精度・スピード・使い易さで高い評価を得ており、世界中のさまざまな業界の企業で使用されています。

効率的かつ適切な寿命予測を行う
汎用疲労寿命評価プログラム
SIMULIA fe-safeの機能
SIMULIA fe-safeは、疲労評価手法を搭載した基本モジュールと
さまざまなオプション・モジュールで構成されています。
- fe-safe Fatique Engine※1
- fe-safeの基本モジュール
- fe-safe / TURBOlife
- クリープ疲労の為の疲労解析ツール(オプション)
- fe-safe / TMF
- 時間依存を考慮した高温疲労解析ツール(オプション)
- fe-safe / Composites
- 複合材向け疲労解析ツール(オプション)
- fe-safe / Rubber
- ゴム材向け疲労解析ツール(オプション)
- fe-safe/ Verity※2
- 溶接継ぎ手の疲労解析ツール(オプション)
- fe-safe / Rotate
- 軸対称の回転構造体向け疲労ツール(オプション)
※1:fe-safeでは入力データ(FE解析結果)の生成は出来ず、別途FEMソルバーの結果が必要(Abaqus、MSC/NX/Nei Nastran、ANSYS、Optistruct、I-deasなど)、また疲労評価結果の各種コンタ図等を3Dモデル上で表示する場合はFEMポストプロセッサが必要(Abaqus/CAE、HyperMesh、Patran、FEMAPなど)
※2:VerityはAdd-onsモジュール
基本モジュールで幅広い分析方法が可能
fe-safe Fatique Engine
基本機能(基本的作業フロー)
- ① FEM結果の読み込み
- 各種FEAソフトウェアのFEM解析結果の読み込み(応力、ひずみ、温度、節点力)
- ② 荷重履歴の設定
- 評価対象物に作用させる荷重の負荷サイクルの定義(一定振幅荷重、時系列荷重、PSD、等)
- ③ 材料データの選択
- 評価対象物の表面材料をひずみ寿命(E-N曲線)や応力寿命(S-N曲線)特性などを持つ幅広い材料データベース(350種類以上の材料)から選択
- ④ 疲労評価手法の選択
- 疲労評価手法、表面状態、残留応力の有無、出力項目などを設定後、疲労解析の実行
- ⑤ 結果の可視化
- 各節点で計算された疲労寿命や損傷度などをポスト処理ソフトウェアにて可視化

疲労評価手法(搭載アルゴリズム)
fe-safeの標準パッケージには、さまざまな解析手法が搭載されています。
- ひずみ基準の多軸疲労アルゴリズム
- 最大主ひずみ、最大せん断ひずみ
- せん断と垂直ひずみを組み合わせたBrown-Miller線図
- クリティカル・プレーン手法
- 標準またはユーザ定義による平均応力の補正
- 多軸ノイバー(Neuber)則
- 繰り返し塑性モデル
- 応力寿命曲線を用いた多軸疲労アルゴリズム
- クリティカル・プレーン手法
- 標準またはユーザ定義による平均応力の補正
- 応力寿命曲線を用いた単軸疲労アルゴリズム
- Goodman、Gerber、Walkerによる平均応力補正
- ユーザ定義による平均応力補正
- ひずみ寿命曲線を用いた単軸疲労アルゴリズム
- Morrow、Smith-Watson-Topperによる平均応力補正
- ユーザ定義による平均応力補正
- 無限寿命設計のためのDang Van多軸疲労解析
- BS5400/7608に準拠した応力寿命を用いた
溶接構造解析 - 非線形ダメージの蓄積による鋳鉄の疲労解析
(単軸および多軸疲労) - 材料と荷重変動を組み合わせた確率解析
ユーザーインタフェース
Abaqus、Nastran、Pro-Engineer、SDRC-Ideas、AnsysなどのFEMプログラムやプリ・ポストを備えています。

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