3DEXPERIENCE SIMULIA
製品・サービス概要
3DEXPERIENCE SIMULIAは、構造・熱・流体・疲労・マルチフィジックスなど、製品性能を検証・予測する高度なCAE機能群を、3DEXPERIENCE platform上で提供するシミュレーション環境です。
単一の解析ツールとしてではなく、
- 設計データ
- 評価条件
- 解析結果
を一貫して管理し、設計判断に直結するシミュレーション活用を前提に設計されています。



近年、AI需要の拡大やメモリ・ストレージ価格の高騰、半導体不足の影響により、CAEに求められる計算規模は拡大する一方で、PC価格の上昇が継続しています。
そのため、PCを高性能化するのではなく、既存PCを活かしながら外部の計算資源を柔軟に活用するアプローチが注目されています。
SIMULIAでは、手元のPCで設計や前処理を行い、計算負荷の高い解析はクラウドやHPC環境で実行する構成を取ることができます。
コア追加ライセンス、クラウド利用、フルクラウドHPCなどを組み合わせることで、コストを抑えながら、必要なタイミングで計算性能を柔軟に拡張できます。
SIMULIAは、「計算リソースに制約されずに解析を回す」ための環境ではなく、設計プロセスの中で、現実的に使い続けられるCAE基盤として機能します。

現状の課題 AsIs
解析は行っているが、設計判断につながっていない
多くの製品開発現場では、解析は実施しているものの、
- メッシュ・解析条件設定が担当者依存で属人化
- 解析設定・結果確認に時間がかかりミスが発生
- 結果判定やレポートが標準化されていない
- 複数JOBの進捗・結果を一元管理できない
といった課題により、解析が「作業」になり、設計判断に十分活かしきれていない状況が見られます。

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ありたき姿 ToBe
設計プロセスの中で“判断に使われるCAE基盤”として機能する
3DEXPERIENCE SIMULIAでは、解析条件設定・結果確認・JOB運用を含めたCAEプロセス全体を整理・自動化することで、設計プロセスの中で一貫して使われるCAE基盤を実現します。
解析品質・判断基準・作業プロセスが揃うことで、誰が解析しても、同じ前提・同じ品質で結果を設計判断に活用できる状態を目指します。

機能
1. メッシュ・解析条件設定の自動化と標準化
SIMULIAは、形状や解析目的に応じて、メッシュ生成や解析条件設定をルール化・自動化し、品質と再現性のある解析環境を提供します
- 形状に応じたメッシュの自動生成
- 標準ルールに基づく解析条件の自動適用
- 設定ミス・抜け漏れの防止機能

2. 結果確認・判定の自動化と可視化
解析結果の確認や判定を自動化し、判断基準を揃えた評価を可能にします。結果を「見る」作業から「判断する」プロセスへと進化させます。
- 判定ルールに基づく結果評価の自動化
- レポート・結果の標準化
- 設計判断に直結する可視化機能
3. JOB運用の自動化・一元管理
複数解析JOBの投入・進捗・結果をまとめて管理し、人手介入を最小化したCAE運用を実現します。
- JOBの一括投入・監視の自動化
- 進捗・結果をダッシュボードで可視化
- 複数JOBの一元管理
導入効果
3DEXPERIENCE SIMULIAは、CAEを単体ツールとして使うのではなく、プロセスとデータと一体で運用することで真価を発揮します。
SIMULIAを基盤として運用することで、
- 解析工数の削減と作業効率の向上
- 解析品質・判定基準の標準化
- 解析リードタイムの短縮
- ミス・手戻りの防止
- CAE運用の一元管理
を実現します。
アルゴグラフィックスでは、設計プロセス・解析プロセスの整理から、SIMULIAの自動化・標準化機能を活かした運用設計・定着支援までを行い、「設計判断に使われ続けるCAE基盤」の構築を支援します。

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