- 特集記事
xCompare V5/V5
- CATIA アドオン
- 品質/法規制対応
xCompare V5/V5は、CATIA V5(3D/2Dデータ)の2つのデータの要素比較を行い、その差異を確認するチェックツールです。
MBD(Model Based Definition)、3D正(3D図面)推進の中で、複雑化する3Dモデルの変化点管理、最終データ提出時の社内チェック・検証プロセスの効率化、品質向上(ヒューマンエラーの防止)、データに対する保証について寄与します。
3D正の時代に向けた
3Dデータの新たなデータ管理・運用プロセスを実現
自動車業界では3Dデータを有効的・効果的に活用する新たなプロセスでの業務の取組みが始まっています。世界的なクリーンエネルギー、脱炭素化の流れの中、より複雑化する機能・仕様の中で、3Dモデルは情報量の多量化・複雑化する傾向が高まっています。そうした環境の中で、従来2Dで行われてきた検図(データ目視確認、保証)プロセスの業務を3Dデータに対してはどうあるべきでしょうか。
xCompareは従来の人的作業による限界を補うべく、データに対する機械的なチェックを行い、正確な情報状況をユーザーに提供し、新たなプロセス構築に貢献します。
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- Point1
- 変化点管理・
差異チェックの工数削減
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- Point2
- チェックの抜け漏れを防止
(精度の向上)
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- Point3
- 誤ったデータの送付防止
(データ保証)
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- Point4
- 3DHTML形式の
レポートを自動作成
CATIAの要素を比較チェックする機能によってチェック時間を大幅削減できます
xCompare V5/V5は、CATIAのアドオンツールとして、2つのモデルの要素を比較します。
これにより、正確な差異情報の検出と、従来の目視チェックによる作業に比べ作業時間の大幅な短縮が実現できます。
またバッチ処理機能を使用することにより、夜間に一括で多くのデータをチェックする等のプロセスも可能です。
ヒューマンエラーの防止に貢献します
今後より複雑化していく3Dデータに対して、従来のプロセスでの対応では限界があります。
従来の2Dデータに対する、目視等人的チェックから、ツールによる機械的なチェックプロセスに変わることにより、人為的なミスを削減することが可能になります。
厳格なチェックプロセスの実現と送付先へのデータを保証します
さまざまな部署や会社間で流通・活用されていく3Dデータに対して、誤ったデータを意図せずに送付してしまうリスクは、大きな問題に発展していく可能性があります。
データ保証については、データの複雑化やコンカレントなプロセスの実現などに対して、従来以上に厳格な変化点管理、データ発送前の確認プロセスが必要と考えます。
そのためにチェックツールによる客観的な結果データによって、管理・確認するプロセスを実現していきます。
チェック結果を3DHTMLレポートで出力できます
比較差異の内容は項目ごとにCATIA上で確認、結果情報としてツリー上に残すことが可能ですが、同時に3DHTML形式のレポートを作成することもできます。
このレポートは3Dモデルのビューイング機能を有しているため、CATIA環境がなくてもチェック結果をいつでもどこでも確認できます。また、エビデンスデータとしてデータ管理システムへの登録・管理・活用も可能です。
CATIA V5と完全統合のxCompare V5/V5は、
CATIA CAAインターフェースによる要素チェックを実現
xCompare V5/V5は、CATIA CAAインターフェースを介して、V5モデルにダイレクトアクセスし、要素チェックができます。
また、関連製品としてxCompare V5/JT(CATIA V5データとJTデータの比較)やxCompare JT/JT(2つのJTデータの比較)などもあります。
チェック対象
xCompare V5/V5は、3D(CATPart/CATProduct)、2D(CATDrawing)それぞれのデータの要素比較チェックが可能です。
オペレーションタイプ
操作方法としては、CATIA上でユーザーが直接オペレーションするインタラクティブ形式と、ファイルを指定して処理を実行するバッチ形式があります。
バッチ処理を活用することにより、夜間サーバー上での大規模データの処理や、データ管理システムとの連携(チェックイン時の自動処理運用等)の検討も可能です。
比較内容
比較内容は以下となります。
- ジオメトリ情報(面積、体積、重心、3Dジオメトリ全体など)
- ストラクチャ情報(新規または消去要素、名称変更要素、タイプ比較など)
- メタデータ情報(3Dデータム、3D寸法、幾何公差、レイヤー、パラメータ、属性情報(プロパティ)、アノテーション情報、シート・ビューのプロパティなど)
コンフィグレーションファイルを使用したチェック
目的、用途に応じてチェック内容・項目を選定し、コンフィグレーションファイルを使用しての運用が可能です。
チェック目的、使用者に合わせて最適なチェック内容の選択・使用のプロセス実現が可能となり、処理時間の短縮、処理結果の確認時間短縮が図られます。
チェック結果レポートの自動作成
比較処理結果内容を、HTMLまたはXMLフォーマット形式でレポートとして出力ができます。
従来変更内容の履歴管理のためレポートを作成されているお客様には、レポート作成工数の削減効果もございます。
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