Lumicept

  • CAE解析
  • CATIA アドオン

Lumiceptは、照明機器・自動車のテールライト・液晶バックライトなど光による効果が重要な役割を担う各種光学機器・空間設計においてシミュレーションが可能な光学設計・光学解析ツールです。
CATIA V5上で作業することができ、シミュレーションは3次元的に構築されたモデルに基づいて行われます。

CATIA V5上で作業ができる
光学シミュレーションにより
開発期間短縮・コスト削減・品質向上を実現します

Lumiceptは、CATIA V5上で作業ができる光学シミュレーションツールで、導入により、照明機器や光学部材、建築物や自動車の内外装など、光による効果が重要な役割を担う各種機器や空間の設計において、試作することなくその光り方や見映えを評価することができます。製品の開発期間短縮・コスト削減・品質向上を実現します。

  • Point1
    ハイブリッドな光学
    シミュレーション機構
  • Point2
    CATIA V5環境で
    解析が可能
  • Point3
    試作なしによる
    評価の実現
 

ハイブリッドな光学シミュレーション機構

光源側からの光線追跡・視点側からの光線追跡を併用したハイブリッドな計算手法により、三次元空間内における光の挙動を再現します。
処理の実行が漸進的に行えるため、処理中に結果を随時表示することや計算の中断・再開ができます。

設計者が使い慣れたCATIA V5環境で解析が可能です

Lumiceptは、IGES、STEPなどにより解析可能なスタンドアローン版の他、CATIA V5環境で解析可能なCAA版があります。
光源に任意の配光分布を設定できるため、実測に基づいた放射特性を用いたシミュレーションができます。緯度、経度、日時を指定し、地球上の任意地点における昼光(天空光)の状態を再現できます。入射や出射の方向に依存して変化する反射・透過特性(BRDF/BTDF)を取り扱えます。
媒質内部における散乱(内部散乱)を、含有されている微小粒子の大きさ・濃度・光学特性などにより記述ができます。膨大な個数の微細形状(マイクロレンズなど)が、大きさや密度を変えながら分布する表面を定義できます。

試作なしで評価を実現できるシミュレーション結果

シミュレーション結果を、照度や輝度、光度や色度といった物理値として照会できます。
光源から放射された光線の三次元空間内における伝播経路を視覚化できます。高度なレンダリング機能により、設定された照明条件下における物体の見映えを高い水準で再現します。実在する環境や照明条件下に物体を配置した状況をシミュレーションできます。三次元表示の場合でも、影や映り込みを考慮した表示を行うことができます。

Lumiceptは高度な光学シミュレーションによって
光の放射・反射・透過などの
設計・解析を実現します

Lumiceptは、高品質なレンダリング機能・強力な解析機能・高速な計算処理によって、
光の放射や反射・透過などに関する設計・解析を実現します。

光の放射に関する設計・解析

Lumiceptは、自動車のテールライト、液晶バックライトなど光の放射に関する設計・解析に適用できます。

  • 自動車の灯火器類(テールライト等)の性能と見映え
  • 面発光装置(液晶バックライト等)の輝度分布
  • 自動車のインストルメント・パネル(メーター・パネル等)の視認性
  • 照明器具(反射板付き照明、LED照明等)の配光分布

光の反射・透過に関する設計・解析

Lumiceptは、フォトダイオード、プリズムシート、自動車のフロントガラス、LED照明など光の反射・透過に関する設計・解析に適用できます。

  • 建築物や輸送機器等の内装・外装の見映えや、照度・輝度の分布
  • 光センサー(フォトダイオード、CCDカメラ等)への入光状態
  • 光学フィルム(プリズムシート、拡散シート等)による光変換
  • ガラス(自動車フロントガラス等)への映り込み
  • 器具(反射板付き照明、LED照明等)の配光分布

塗料の見栄え・視認性・
レンズ・グレア効果に関する解析機能

Lumiceptは、塗料の見栄え、物体の視認性、レンズ系の筐体影響、グレア効果などさまざまな解析機能も提供します。

  • 塗料(メタリック色、パール色等)の見映え再現
  • 指定された照明条件下における物体の視認性の解析
  • レンズ系の筐体が結像に与える影響の解析
  • 発光体を直視した場合に生じるグレア効果の再現

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