ENOVIA 3DEXPERIENCE

  • ダッソー・システムズ製品
  • 3DEXPERIENCE
  • 製品情報管理

3DEXPERIENCEプラットフォーム上を基盤とするENOVIAにより、製品開発におけるすべての必要な情報を一元管理・活用し、製品ライフサイクルに関わるすべての業務をつなぐことができます。

  • 企業情報の共通基盤
  • マルチCADデータ管理
  • E-BOM(設計部品表)管理
  • プロジェクト管理
  • 分散ファイル保管庫管理
  • 要件管理

製造業における経営課題の
解決を支援する
革新のための
ビジネス・プラットフォーム

製造業において、今日のマーケット競争に打ち勝つには、製品開発・市場投入の期間短縮、製品開発のコスト削減、
法規制・環境性に適した品質向上、グローバル市場における優位性が必要です。
3DEXPEREINCEプラットフォームは、製造業における経営課題の解決を支援します。

  • Point1
    製品開発・市場投入の
    期間短縮
  • Point2
    製品開発における
    コスト削減
  • Point3
    法規制・環境性に
    適した品質向上
  • Point4
    グローバル市場の
    優位性
  • Point5
    経営課題の解決

現実よりもリアルなバーチャルを実現

ENOVIA 3DEXPERIENCEですべてのデータを一元管理し、CATIA・SIMULIA・DELMIAなど実行したいアプリケーションを立ち上げることができます。
高度な3D設計、システムズ・エンジニアリング環境を提供する「CATIA」、設計者向けから専門的な解析までを実現する「SIMULIA」、デジタル・マニュファクチャリングのための「DELMIA」が現実よりもリアルな機能評価環境を提供します。

  • プロセス構築、タイムリーな情報共有、デジタル化による試作ゼロ・手戻りの削減で、開発期間を短縮できます。
  • 3Dモデルによるデータ共有・デジタル化で、コストを削減します。
  • 論理設計と3D設計の融合により設計品質が向上します。
  • CADからシミュレーションへのシームレスかつ双方向連携による設計検討のサイクルタイムを短縮します。
  • デジタル化によるさまざまなシミュレーションで品質向上を実現します。
  • 3DEXPERIENCEプラットフォーム上の管理による海外拠点とのデータ共有で、グローバル化を実現します。

データドリブンイノベーションによって情報収集時間・分析時間を短縮

社内ソーシャルネットワークにより、情報は収集するものから必要な情報が自然と集まってくるものに変化していきます。
集まった情報は、経営層・マネージャー・設計者など各担当者の役割に応じて、必要な情報が整理された状態で表示されます。これにより情報収集時間と分析時間の短縮が実現します。

  • ダッシュボードによる効果的・スピーディな意思決定が可能です。
  • ニーズの把握によりスピーディな対応・生産性の向上を実現します。
  • アイデアを管理して製品のイノベーション向上を実現します。
  • 強力で高速な検索と6wTagフィルタリングによる情報アクセスの短縮します。
  • すぐにつながるソーシャル・コラボレーションと没入型3Dコラボレーションで問題をスピーディに解決できます。

グローバル製品情報管理システム
ENOVIA 3DEXPERIENCEの機能

ENOVIA 3DEXPERIENCEは、企業情報の共通基盤を支える標準機能とマルチCAD管理システムをベースに、
さまざまな業務モジュールによって構成されています。

PCS
企業情報の共通基盤として、ユーザーからの情報へのアクセスと作業の進捗管理を支援
CNV
CATIA V5の2D/3Dデータの検索・登録・履歴・排他制御などを一元管理
PDE
E-BOM(設計部品表)とドキュメントを関連付けて製品情報を統合管理
DPM
複数のプロジェクト日程・工数・成果物の一元管理
EME
業務要件に合わせてENOVIA製品の画面・属性項目を変更可能
XRS
ファイルサーバーを分散、最適化する機能
TRM
顧客・市場からの要求を細分化・整理した要件として登録・管理

企業情報の共通基盤
Platform Contributor

PCS(Platform Contributor)は、3DEXPERIENCEプラットフォームのベースとなる基本製品です。企業情報の共通基盤として、ユーザーからの情報へのアクセスと作業の進捗管理を支援します。ユーザーや文書を集中管理することで、企業の知的財産を保護しつつ、業務の意思決定に有効な情報の共有や活用を促進します。

  • ユーザー管理、ライセンス管理
  • アクセス権の設定
  • 文書の改訂、履歴管理
  • ライフサイクルの設定
  • 各種属性、全文検索
  • 6WTags(誰・いつ・何・どこ・なぜ・どのように、に関連したタグで検索結果をフィルタリング)

マルチCAD管理機能
Collaborative Innovation

CNV(Collaborative Innovation)は、CADデータの登録・履歴・排他制御などを一元管理し、複数拠点間、複数CAD間での協調設計を支援します。これにより開発期間の短縮と品質の向上を支援します。

  • CAD内のメニューからデータOPEN、SAVE
  • 排他制御(ロック、アンロック)機能
  • CAD構成からE-BOM(設計部品表)の生成
  • CADデータのライフサイクル管理
  • ワークフロー、承認フロー管理

E-BOM(設計部品表)管理
Product Engineer

PDE(Product Engineer)は、E-BOM(設計部品表)管理機能です。部品・構成と製品情報(CADモデル・図面・技術仕様書など)を関連付けて単一データベースで管理します。代替部品・互換部品・等価部品の指定や部品区分・材料カテゴリー・予実コストなどを定義できます。またCADとE-BOM双方向に同期・連携する機能が提供されています。
各拠点から最新データを即時に参照できるため、グローバル協調設計・調達・製造を促進し、製品の早期市場投入を支援します。

  • 部品とE-BOM(設計部品表)の管理
  • 代替・互換・等価部品の管理
  • 部品と各種仕様の紐づけ管理(CADモデル、図面、技術仕様書)
  • 設計変更業務の管理

プロジェクト管理
Project Manager

DPM(Project Manager)は、複数のプロジェクトの日程・工数・成果物を一元管理することができます。プロジェクトの負荷、承認状況、遅延などを容易に把握することが可能で、これによりプロジェクトの円滑な推進を支援します。

  • プロジェクト一覧と進捗状況の表示・WBSとガントチャートによるリアルタイムな進捗確認
  • 実績の蓄積とアラート機能
  • タスクアサインのメール通知
  • チェックゲートの設定と成果物管理
  • 予算と実績管理によるプロジェクト実績の蓄積

開発ツール
Enterprise Modeling Administrator

EME(Enterprise Modeling Administrator)は、業務要件に合わせて3DEXPERIENCEプラットフォーム製品の画面や属性項目を変更できます。プログラミング技術を用いず変更できるため、企業特有の要件に合わせた初期導入や追加開発の基幹と費用を抑えることができます。

  • メニューの変更(メニュー項目の追加・削除・置換)
  • 画面構成の変更
  • 導入企業特有のデータタイプ定義(データの入れ物定義)
  • 属性項目の追加や削除

分散ファイルサーバー
Content Replication

XRS(Content Replication )は、ファイルサーバーが分散・最適化する機能です。
各ユーザーが最も近いサーバーを参照することで、最新データにスピーディにアクセスできます。
サーバーごとに対象・スケジュール・ルールなど、多彩なレプリケーションを定義可能です。

  • 各拠点にファイルサーバーを配置し、最も近いサーバーにアクセスすることでデータI/Oの高速化
  • ファイルサーバー間でレプリケーションし、全ユーザーで最新データを共有
  • 全通信のhttpsによるセキュアなデータアクセス
  • ローカルでの制御も可能なため、状況に応じてレプリカ停止も可能

要件管理
Requirements Manager

TRM(Requirements Manager)は、顧客や市場からの要求を細分化・整理した要件として登録・管理できます。要件を製品機能・論理機能・物理設計・試験項目に関連付けし、実現度を把握できるため、顧客要求を満たした製品開発が可能です。

  • Officeドキュメントからの要件取り込み
  • 顧客からの要件の構造化
  • 要件変更に伴う影響分析と変更管理
  • 各種レポート出力(要件間の関連性、達成度など)

自動車開発工程全般を最適化する
3DEXPERIENCE プラットフォーム

自動車サプライヤーが求められる設計品質の向上・設計業務の効率化を実現する3DEXPERIENCEプラットフォーム

1. 自動車産業を取り巻く4つの共通課題と解決に求められること

自動車産業の共通課題として「開発期間の短縮」、「コスト削減」、「品質向上」、「グローバル化」が上げられます。
自動車サプライヤー様は、こうした課題に取り組む自動車OEM様の期待に応えるべく「設計品質の向上」や「設計業務の効率化」が求められます。

2. 自動車開発プロセス全体における3Dデータ活用と変化

従来の実際に試作車製造を行うプロセスに変わって、3DEXPERIENCEプラットフォームは自動車開発プロセス全体を通した3Dデータ活用による一元管理/可視化を実現することで、設計品質の向上や設計業務の効率化を可能にします。

3DEXPERIENCEによるデータの一元管理/可視化の実現により設計品質の向上・設計業務の効率化が可能

  • プロセス構築、タイムリーな情報共有、デジタル化による試作ゼロ・手戻りの削減で「開発期間短縮」
  • 3Dモデルによるデータ共有・デジタル化で「コスト削減」
  • デジタル化によるさまざまなシミュレーションで「品質向上」
  • 3DEXPERIENCEプラットフォーム上の管理による海外拠点とのデータ共有で「グローバル化」

3. 3DEXPERIENCEプラットフォーム導入のメリット

3D主体に変化することによって、部品点数・ドキュメント(3Dモデル+補足データ)の増加や、管理する属性情報の増加、ドキュメントの版管理(検討→詳細→出図→設計変更)など、紙図より複雑な管理が必要になります。 3DEXPERIENCEプラットフォームは、データの一元管理によって、従来では煩雑だった作業を容易にできるメリットがあります。

4. 3DEXPERIENCEプラットフォームのシステム構成モデル

3D主体に変化することによって、部品点数・ドキュメント(3Dモデル+補足データ)の増加や、管理する属性情報の増加、ドキュメントの版管理(検討→詳細→出図→設計変更)など、紙図より複雑な管理が必要になります。 3DEXPERIENCEプラットフォームは、データの一元管理によって、従来では煩雑だった作業を容易にできるメリットがあります。

5. 3DEXPERIENCE検証サポート

CATIA V5データ管理領域に対して、3DEXPERIENCEの機能、操作性、業務運用における有用性を評価し、3DEXPERIENCE取組の可否判断を行います。

※検証サポートは有償です。

6. 3DEXPERIENCE教育

アルゴグラフィックスの3DEXPERIENCE教育コースは、CATIA V5ユーザーやシステム管理者など、それぞれの業務に応じたコースを選択できます。
長年の教育経験から得たノウハウを結集し、アルゴグラフィックスが独自に開発したCATIA 3DEXPERIENCE / ENOVIA 3DEXPERIENCE / DELMIA 3DEXPERIENCEの教育コースです。お客様のご要望に応じて開催します。

※各コースを組み合わせた教育の実施や教育内容を必要な項目に絞り日程短縮するなど、ご要望に沿った教育も可能です。

※その他詳細、応用コースや3DEXPERIENCE DELMIA 教育コースにつきましては、こちらをご覧ください。

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