CAVA

  • CATIA アドオン
  • 品質/法規制対応

CAVAは、ドイツ自動車メーカーと共同で開発されたCATIA V5・CATIA 3DEXPERIENCEに完全統合した、自動車のグローバルな法規制対応を支援するツールです。
バンパー・ライトなどの保安装置のポジション、ミラーや・メラを使用したドライバーの間接視野、乗客・歩行者の保護を目的とした安全性などの国際規格・基準を遵守するために必要な機能が実装されています。

自動車設計における法規不適合リスクを
低減させグローバルな法規制対応を支援します

法規制への不適合によって生じる設計変更・再試験・再審査のコスト増は測り知れません。自動車メーカー・部品サプライヤーは、相当数の法規制を同時に満たすことを要請されており、その作業は多大なリスクを伴っています。
CATIA V5・CATIA 3DEXPERIENCEに完全統合されたCAVAは、自動車設計における法規制への対応検証により
不適合リスクを低減させ、グローバルな法規制対応を支援します。

  • Point1
    法規制管理による
    リスク低減
  • Point2
    自動車メーカーとの
    共同作業による成果
  • Point3
    使いやすさを追求した
    各種検証機能
  • Point4
    設計作業への
    統合を実現
  • Point5
    CATIAとの完全統合で
    カンタンにデータ共有

法規制管理による仕様変更のリスクを低減します

CAVAを利用することで、法規制の誤った解釈や国ごとの規制の不適切な管理による仕様変更のリスクを低減します。自社の独自基準への適合検討にも適用できます。120項目にも上る重要な基準適合を自動検証します。これにより手作業を削減し、検討抜けを防止します。自動車の構造(企画)検討段階からでも使用でき、設計当初から妥当性のあるデータ作成を可能にします。
CAVAの機能は、自動車メーカー、サプライヤー双方にメリットがあります。

ドイツ自動車メーカーとの共同作業による成果として開発された信頼性

CAVAは、ドイツ自動車メーカーとの共同作業の成果として開発されました。
世界各国の法規、標準に対応するための技術開発をもとに、自動車設計の全工程をカバーすることを目指しています。

使いやすさを追求した40以上の機能・10種類の標準および標準群をサポートします

CAVAは使いやすさも追求しています。40以上の機能を装備し、10の標準および標準群をサポートしています。その中には、ミラーの後方視界・シートベルトの安全性・足元のクリアランス・ランプ位置・歩行者保護などの検証機能が含まれます。それぞれの機能で使用される数値はパラメータ化されており、各国標準やECE・EWG・SAE・FMVSSなどの基準に適合します。
標準値はCAVA内で事前設定されており、利用時に変更できます。

設計作業への統合を実現します

CAVAは、設計の3D空間内に、設計空間・クリアランス・視界範囲の定義に必要な基準要素やそれらの作成操作を支援する要素を作成します。これらの標準から作成された要素を使用して、他の要素の検討が行えます。
基準への適合結果レポートの出力も行えます。

CATIAとの完全統合によってカンタンにデータ共有を実現します

CAVAのアーキテクチャは、設計の全工程をカバーし、サプライチェーンからのデータも併せて検証可能にします。
CATIA V5・CATIA 3DEXPERIENCEとの完全統合により、CAVAの要素はCATIA要素としても取扱可能で、自動車メーカーとサプライヤーの間におけるデータがカンタンに共有できます。

自動車の乗員・歩行者保護・
運転時の視界安全性などの法規性検討を
CATIA上で実現するCAVAの機能

CAVAは、CATIAV5・CATIA 3DEXPERIENCEに完全統合されたインターフェースにより、
ワークベンチとしてそれぞれのツールバーが提供されます。

CAVA OVA
車両全般のアーキテクチャに関する規格を検証します。
CAVAビジョン
運転者の視界に関する規格を検証します。
CAVAセーフティー
自動車の乗員・歩行者の安全性に関する規格を検証します。
CAVAマネキン
人間工学に基づく乗員の位置決定を検証します。
CAVAワイパー
ワイパーの払拭に関する規格・設計品質を検証します。
CAVAツールシルエット
前面投影形状作成ができます。

車両全般のアーキテクチャに関する規格を検証する
CAVA OVA(ビークルアーキテクチャ)

開発工程の初期段階において車両の詳細な形状は存在せず、車両の基本的な寸法や座席位置も設計の進行とともに変更を受けます。
CAVAでは幅広いオプションで素早く、かつビジュアルに車両設計に適用される法的規格を検証します。

運転者の視界に関する規格を検証する
CAVAビジョン

運転者の視界に関しては、直接視界・間接視界を問わず様々な規制が存在します。CAVAビジョンでは車両の部位が視界に影響する部分を調査できます。例えば、SRP(Seat Reference Point)が少し変更された場合の影響をスピーディに評価できます。

自動車の乗員・歩行者の安全性に関する規格を検証する
CAVAセーフティー

乗員や歩行者保護は新車開発の重要な検討項目のひとつです。CAVAセーフティーではボンネットやフロントガラスの歩行者安全性や、内装部品の乗員へのヘッドインパクト評価ができます。評価に必要な要素はCATIA内に作成可能で、設計の初期段階で評価レポートを出力できます。

人間工学に基づく乗員の位置決定を検証する
CAVAマネキン

エルゴノミクスの領域において、SAE標準では乗員の着座位置の決定に2次元ダミーを使用するように規定されています。ダミーは形状要素に沿って配置されたり、基準からの角度や他のパラメータで位置決めされます。頭部の輪郭線や視点と楕円の指定で、その位置に対応する頭部空間や足元空間などのSAEパラメータが検証されます。

ワイパーの払拭に関する規格・設計品質を検証
CAVAワイパー

CAVAワイパーによってワイパー上の形状をトレースすることができ、フロントガラスの拭掃領域を求めることができます。CAVAビジョンの機能と併せて利用することで、視界内で拭掃領域の占める割合を求めることができます。一度に3種類のワイパーをシミュレートできます。

前面投影形状作成が可能な
CAVAツールシルエット

シルエット機能では指定した任意の要素を目的の平面に投影した形状を計算します。これによって、ホモロゲーション用図面や抵抗係数計算に必要な前面投影形状の作成が可能になります。この機能は自動車の設計以外にも利用可能で、複数要素を指定しての投影形状やCGR要素の投影が必要な場合に有効です。

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