CATIA Composer
- ダッソー・システムズ製品
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CATIA Composerは、3D CADデータを直接取り込み、2Dテクニカルイラストレーションや3Dアニメーションを誰もがカンタンに作成できるツールです。
3Dデータを最大限に活用し、3Dテクニカルコミュニケーションを実現します。
3Dデータの有効活用により
市場投入期間の短縮・コミュニケーションの向上・
企業価値の向上を実現します

CATIA Composerは、設計変更に追従できるため、製品開発と同時進行でマニュアル作成が可能になり、
市場投入期間の短縮を実現します。アニメーションなどの活用により、テキストのみのマニュアルよりも分かりやすく、
誤解や間違いを減らし企業の信頼性向上にもつなげられます。高パフォーマンスにより快適な操作性を実現します。
直感的なインターフェースにより設計者に頼まなくてもカンタンに資料を作成できるので、工数の大幅削減も可能です。
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- Point1
- マニュアル作成時間の
削減
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- Point2
- アニメーションによる
分かりやすいマニュアル
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- Point3
- 企業価値を上げる
信頼性向上
マニュアル作成時間を削減し市場投入期間の短縮を実現します
3Dデータ活用によって、現物の準備が不要になります。
3Dデータからイラストデータを自動生成できるため、大幅な時間短縮ができます。
部品の分解・断面にも対応可能なため、さまざまなシーンに対応したイラストやマニュアルに必要な素材を作成できます。
設計変更に追従できるため、設計段階からマニュアル作成が開始できます。

アニメーションによる分かりやすいマニュアルでコミュニケーションを向上させます
アニメーションなどを活用することで、誰もが分かりやすいマニュアルを作成することができます。
イラスト・アニメーションなどをマニュアルに活用できるため、従来のテキストのみのマニュアルよりも、ページ数削減・ペーパーレス化が可能です。
テキストを減らすことができるため、多国語対応の場合は、翻訳コストを削減することもできます。
企業価値を上げる信頼性向上を実現します
アニメーションなどで表現しているため、誤解や間違いを減らすことができ、サポートのお問い合わせなども減らすことができます。
セキュリティ設定もできるため、必要な情報のみを提供することができます。
CATIA Composerは3Dデータのイラスト・
アニメーション作成機能によって
3Dテクニカルコミュニケーションを実現します
コンテンツ作成を行うCATIA Composer、一括変換・設計変更/バッチ処理を行うCATIA Sync/Enterprise Sync、
データ配信・閲覧を行うCATIA Composer Player/Proなどの製品ラインアップで構成されています。
- CATIA Composer
- 3D CADデータを直接取り込んで、組図・組付け図・指示書・テクニカルイラスト・アニメーションなどを作成できます。3Dデータを使用した製品説明に最適です。
- CATIA Sync
- 3D CADデータをCATIA Composerが扱える形式に変換します。また、CATIA Composerファイルから直接ラスター画像やベクターイラスト、PDFやEXE、HTMLといった形式で出力や更新を行います。
- CATIA Enterprise Sync
- CADデータの取り込み作業のバッチ処理化ができます。スケジューリングによる夜間バッチ処理やPDMシステムとの自動化連携ができます。
- CATIA Composer Player(無償)
- CATIA Composerで作成したデータの閲覧・形状の確認・アニメーション再生・注記作成・構成ツリーの確認・計測・断面などが可能です。APIを利用したコンテンツも作成できます。
- CATIA ComposerPlayer Pro
- データ保存、高度なAPI を利用したコンテンツ作成が追加しています。使用環境に応じたシステム統合や3Dコンテンツのカスタマイズに最適です。
3Dデータから2Dイラストデータへカンタンに作成できる
テクニカルイラスト機能
3D データから2Dイラストデータをカンタンに作成できます。変換フォーマットは、SVGやCGMなどのベクターフォーマットに対応しています。ベジェ曲線に対応しているため、イラストツールでの修正もカンタンです。
CADからそのまま変換された構成ツリー情報・モデル形状をもとに部品表を自動作成されます。部品表とイラストデータは連携することができ、わかりやすい部品表を作成できます。

カンタン操作で高品質なアニメーションを作成できる
アニメーション機能
カンタン操作で高品質なアニメーションを作成できます。部品だけでなく、コメントや画像などもアニメーションに取り込めます。
テキストでは伝えきれない作業もアニメーション化によって誰が見てもわかりやすいマニュアルを作成できます。説明テキストを減らすことによって、海外展開時の翻訳コストも削減できます。

キーフレームアニメーション定義せずに簡単にアニメーションを作成できる
インテリジェントビュー機能
キーフレームアニメーション定義をせずに手軽にビューでアニメーションを作成できます。
ビューを用いて、手順書などを作成できます。Webカタログ作成などの作成もできます。

あらゆるイメージを作成できる多彩なレンダリング機能
金属素材やガラス素材などのマッピング機能
多彩なレンダリング機能により、あらゆるイメージを作成できます。
金属素材やガラス素材などのマッピングも揃えており、手間をかけずに素材感のあるモデルを作成できます。

bmp・jpgなどのラスター画像として保存できる
高解像度イメージ機能
bmp、jpgなどのラスター画像として保存できます。詳細ビューを利用しながら画像保存ができます。アンチエイリアスやアルファチャンネルを利用できます。
※アンチエイリアス:粗いエッジ(ジャギー)をスムーズにして、より高品質な外観を表現します。
※アルファチャンネル:透明な背景を持つ画像を生成します。

モデルの一部を拡大鏡で見ることができる
ディガー機能
モデルの一部を拡大鏡で見ることができます。
拡大/縮小・表示/非表示などで表現します。アニメーションでも利用できます。

多彩な分解方法を取りそろえている
部品の分解機能
部品の分解が可能で、個別分解・一括分解も行うことができ、多彩な分解方法を取り揃えています。分解にアニメーションを付加することにより、自動分解アニメーションもカンタンに作成できます。

CADで設定した3D注記をそのまま変換できる
3D注記機能
CADで設定した3D注記をそのまま変換できます。
3Dデータでありながら、2D図面のように見せることができます。3Dデータなので、モデルの回転・断面表示・計測なども可能です。また、CATIA V5の場合、クロスハイライトが可能です。

作成したコンテンツをHTML形式で出力できる
Webコンテンツ機能
作成したコンテンツをHTML形式で出力できます。Web上に展開することで、わかりやすいデジタルカタログとして活用することができます。

CATIA Composerデータの
PDF出力・PDF埋込機能
CATIA ComposerデータをPDF出力・U3D形式/SMG形式で埋め込むことができます。
部品表・スナップショット・アニメーションも再生できます。
オリジナルのテンプレートに出力することもできます。
※オリジナルテンプレートに埋め込む場合には、Adobe Acrobatが必要です。

CATIA Composer Playerとsmgデータをパッケージ化して
exe形式によるデータ保存
CATIA Composer Playerとsmgデータを一緒にパッケージにして保存できます。
CATIA Composer Player がインストールされていない環境でも、exe形式で実行すればデータを閲覧することができます。

大型風力タービンの剛性と強度要件の充足
Tosca Structure.topology
(トポロジー最適化)
質量を40%削減した軽量鋳造構造を実現
大型風力タービンの剛性と強度の要件を満たすことは容易ではありません。メインフレームの再設計を行う場合には、最適な振動挙動を持つ経済的な設計をする必要があります。
静的基準と動的基準を満たす軽量構造のため、メインフレームのトポロジー最適化が実施されました。最適化の際には、アンダーカットを避けるなど、生産可能な設計となるように製造上の制約が考慮されました。質量の低減は40%近くに達し、実行可能な最終設計と開発プロセスの短縮が実現しました。
シャーシコンポーネントの重量最適化
Tosca Structure.shape
(シェイプ最適化)
損傷を初期値から60%軽減
シャーシコンポーネントの重量最適化のため、強度・疲労・塑性・剛性などの複数の制約を考慮する必要がありました。
剛性に関する制約が満たされていないため、複数荷重の損傷条件と破壊荷重での最大許容歪みを考慮に入れた、リアホイール・キャリアの設計変更が必要になりました。Tosca Structureを使用して、間違い易いモデルの簡素化や時間のかかるパラメーター化を行うことなく、既存モデルをそのまま用いてシェイプ最適化を実行しました。
20回にわたる自動解析ステップを経て、初期設計に比べて性能向上・軽量化された設計を得ることができました。
自動車用マフラーの
最適挙動による騒音問題の解決
Tosca Structure.bead
(ビード最適化)
わずか3回の有限要素解析でビード・レイアウトを作成
騒音問題が動機となり、技術者たちにとってマフラーの最適な動的挙動を見つけることが課題になっています。剛性や振動挙動などの主要品質要因を満たさなければなりません。
騒音を減らして構造上の剛性を高めるため、板構造にビード・パターンが成形されました。Tosca Structure.beadの自動ループによって、わずか3回の有限要素解析後、最適なビード・レイアウトが得られました。解析から製造プロセスにかかる時間を短縮するために、製造上の制約を考慮して最適化が実施されました。
ボディ・イン・ホワイトの
大幅な軽量化の実現
Tosca Structure.sizing
(サイジング最適化)
重量・強度・動的挙動の最適化で15%軽量化
環境効率(eco-efficiency)の向上は、自動車業界の主要目標の一つです。ボディ・イン・ホワイトの大幅な軽量化を実現するには、重量・強度・動的挙動の間で最適なバランスを見つける必要があります。
軽量化を目標として、Tosca Structure.sizingはシェルの板厚を、要素レベルで、グループごと・個別に最適化します。この方法によって、ボディ・イン・ホワイトの最適な静的・動的挙動を見つけることができます。複数の複雑な荷重シナリオ・強度。製造上の制約を考慮して、Tosca Structure.sizingは環境効率の全体的な向上のために、性能と生産に関する目標を満たすことを支援します。

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