APIS IQ

  • FMEA
  • 品質/法規制対応

APIS IQは、従来のFMEAにないシステマティックな故障分析を実現する品質管理(FMEA/故障モード影響解析)ツールです。AIAG/VDA等のFMEAフォームにも対応しています。

  • 構造・機能・故障のネット表現機能
  • FMEAシートのアウトプット機能
  • 多言語管理機能
  • ISO26262サポート機能
  • 統計機能

グローバルで豊富な導入実績があり、
システマティックなFMEAで品質向上に貢献します

APIS IQは20年以上の実績があり、グローバルで1,500社以上に販売・導入されています。
また、国際基準である機能安全規格ISO26262やIATF16949に対応することができます。
さらに、システマティックな故障分析によって、設計·製造の品質向上に貢献できます。

  • Point1
    グローバルで豊富な
    販売・導入実績
  • Point2
    国際基準の規格
    をサポート
  • Point3
    FMEA業務の効率化

グローバルで1,500社以上の豊富な販売・導入実績があります

APIS IQは、ドイツの主要OEM・サプライヤーの要求に基づき、APIS社によって開発された20年以上の実績をもったFMEAツールです。
BMW・Daimler・Robert Bosch・Continentalなど、欧州全域、米国をはじめとしたグローバルで1,500社以上の豊富な販売・導入実績があります。

国際基準の機能安全規格ISO26262・IATF16949に対応できます

APIS IQは、国際基準である機能安全規格ISO26262やIATF16949に対応します。
機能安全規格への準拠を進めるにあたって、取引先や顧客から管理プロセスを証明することが必要になることもあり、ソフトウェアの導入・運用の実績も重要な考慮事項となります。
APIS IQは、ISO26262においてSGS-TÜV Saar GmbHより、ツール認証を受けており、高い信頼性があります。

ExcelのFMEA業務より効率化改善を実現します

ExcelのFMEA業務はデータが膨大になることで複雑化し、業務効率が悪化してまいります。
APIS IQは情報の一元管理、語句の一括変更、ツリーのコピー&ペーストによるデータの再利用等によって、従来のExcelのFMEA業務と比較して業務効率150%UPの改善も実現しました。

※お客様環境や運用方法によって業務効率改善率は異なります。

従来のFMEAにない
システマティックな故障分析を実現する
APIS IQの機能

APIS IQは従来のFMEAにないシステマティックな故障分析が可能です。
構造・機能・故障を表現するネットの分析結果からは、FMEAシート・FTA・DRBFM・
パレート分析図・リスクマトリックス・コントロールプラン・プロセスフローダイアグラムなどをアウトプットすることができます。
ネットとこれらのアウトプット間は相互に同期します。

構造・機能・故障のネット表現で因果関係を可視化します

APIS IQの最もユニークな機能は、ネットです。ネットは、構造・機能・故障と3種類あり、構造→機能→故障とブレイクダウンすることで、システマティックな故障分析を可能にします。また、ネットで分析することで、構造→機能→故障の因果関係が可視化されます。
機能ネットでは、製品機能と各構造=コンポーネントの機能の因果関係が可視化され、複雑な機能を持つ製品の故障分析に役立ちます。故障ネットでは、各機能から抽出された故障同士の因果関係が可視化され、それらが、影響・故障モード・原因の関係になります。このようなネットにおける分析手法が、VDAの提唱しているFMEAです。

ネットとFMEAシートを相互同期します

ネットで分析完了後、FMEAシートにアウトプットすることができます。故障ネットで明らかになった故障の因果関係がそのままFMEAシートの影響・故障モード・原因にマッピングされます。FMEAのシートは、VDAフォーマットとAIAG/VDAフォーマットがあり、自在に切り替える事ができます。また、AIAG/VDAで必要となるAPも自動算出されます。ネットとFMEAシートは相互に同期しています。

ドキュメントを11ヵ国語で管理・対応できます

日本語、英語、ドイツ、中国語など11ヵ国語に対応しています。文言の対訳を入力することで、操作メニューだけでなくファイル内で作成されるすべてのコンテンツに反映できます。主言語と参照言語を両方表示することも可能です。

※翻訳機能ではございません。

国際基準の機能安全規格ISO26262をサポートします

機能ネットと故障ネットは、ISO26262で対象になるような複雑な機能を持つシステムの安全分析に有効です。具体的な機能としては、機能安全パラメータをもっており、ASILの設定、SPFM·PMHF·LFMの目標値の設定と自動計算、DC、FITの設定とFMEDAの機能があります。
また、安全メカニズムの分析として、エラー検知・エラーレスポンス・動作条件を故障ネットに設定することができます。

コピー&ペーストで情報・データをカンタンに再利用できます

APIS IQのファイルはデータベースになっており、オブジェクト(機能や故障毎)単位で全文検索が可能です。そのため、フォルダを指定するとそのフォルダ内にある全てのファイル内部を検索することができます。また、ネットやFMEAシートの状態で情報を確認できるため、再利用可能な情報かどうかの判断がしやすくなっています。
ネットをコピー&ペーストするだけで、ネットに付随しているFMEAシートなどすべてのデータをカンタンに再利用することが可能です。

さまざまな統計グラフのアウトプットが可能な統計機能

統計機能は、さまざまな統計グラフをアウトプットできます。例えば、パレート分析図やリスクマトリックスです。グラフを選択することで、詳細情報を確認できたり、ネットやFMEAシートにジャンプできますので、対処すべきリスクの高い故障が何かを容易にチェックすることができます。また新しい指標のAPもグラフ化することができます。

PFMEAツリーからプロセスフロー図・コントロールプランを生成できます

PFMEAで作成されたツリーには、工程順序と製品特性、プロセス特性が記載されています。この情報を元にプロセスフロー図とコントロールプランを生成することができ、PFMEAとプロセスフロー図、コントロールプランはお互いに同期することができます。
例えば、製品特性の仕様が変更になれば、PFMEA・プロセスフロー図・コントロールプランすべての帳票において変更が反映されます。

APIS IQを活用したお客様の声

IATF16949対応のためのFMEA導入

TSからIATF16949の移行に伴い、国際標準のFMEA適用のため、導入しました。
特に、DFMEA→プロセスフロー→PFMEA→コントールプランの流れで内容の一貫性を保つことに効果的です。

Excelより効率的で正確なFMEA管理の実現

Excelより効率的で正確な管理実現のため、導入しました。
今まで個々人でバラバラな記述・管理だったものをデータベース管理でき、DFMEA→PFMEA→コントロールプランの連携がスムーズになり、業務効率化を見込んでいます。

AIAG/VDA統合に対応

2019年にリリースされましたAIAG/VDAハンドブックに則り、APISの構造ツリー・機能ネット・故障ネットから、AIAG/VDAフォームに自動出力ができます。従来のAIAGフォームにも出力できるため、1つのデータで両方に対応することができ、顧客対応とともに業務を効率化できます。

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